世界中で通用する通貨

投資というのは海外の通貨に投資して資産を運用しますが、通貨というのは国によって異なります。しかし、たった一つだけ交換しなくても世界中で通用する通貨があります。それは、多くの人がアクセサリーとして身につけている金です。
とても身近なものですが、金は紀元前からの長きに渡って財産としての価値を持ち続けています。今後もそれは変わることはないでしょう。金は非常に安定した物質ですから、長期間保有していてもさびてしまったり腐ってしまったりして資産としての価値を損なうことはありません。

金の価格の動きにも注目

投資として金を選択した場合、金の価格の動きにも注目します。金の価格には為替の値動きが反映されていますから、金の価格の動きに合わせて為替レートにも注目しましょう。世界の基軸通貨であるアメリカドルには、どんな外貨投資をしていても注目していますね。国際的な金の価格は、アメリカドル建てになっているのです。金は、アメリカドル建ての外貨投資と考えることが出来ますね。

信用リスクを全く考える必要がない

外貨投資の手段として、金は選択肢に入っていなかったかもしれません。
いろいろな問題はあるものの、平和な毎日を過ごしていける現在では、金は資産というよりアクセサリーや宝飾品として重宝されます。しかし、国家の情勢が不安定になったときには、通貨として重宝されるのです。
金には通常の通貨のように発行元がありませんから、世界中で共通して通貨としての価値を持つだけでなく、その資産としての価値を失うことがないのです。金自体に対して信用リスクを全く考える必要がないというのも、金に投資するメリットといえるでしょう。
金融不安があるときや戦争が起こったときに、金が買われることからも金そのものには信用リスクがないことがわかりますね。

インフレのときにも金に注目

外貨投資の手段として金への注目が集まるのは、有事のときだけではありません。
インフレのときにも金に注目が集まります。インフレによって物の値段が上がっているときには、通貨の価値というのは下がってしまいますが、金は通貨の価値を持ちながらも物としても価値がありますからインフレのときには金の価値も上がります。
複数の外貨への投資を考えているのであれば、その一つに金を入れておくとインフレ対策になりますね。

外貨 投資として金に投資するときには、短期の運用ではなく長期の運用を考える方がいいでしょう。
金の投資には現物取引と先物取引がありますが、初めて外貨に投資するのであれば現物で長期運用の方が安全ですね。


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