日本円を外貨に換金して預金すること。

国内の金利に比べて高いのが魅力で、最も簡単な外貨投資といえます。
しかし、円→外貨、外貨→円の換金時にともに為替手数料がかかり、常に為替リスクがつきまとって、ときには元本割れということもあります。

為替手数料にも考慮が必要

◆投資というより運用のリスクを避ける資産の分散先の一つとして、また、外貨の口座を持つ手段として考えましょう。
◆外貨預金を考えるときには、預金の金利で比較するのではなく、為替手数料で比較するようにしましょう。

為替手数料は銀行によって異なりますから、仮に預金の金利が高いところに預けていても為替手数料が高ければ、預金の金利が低くても為替手数料が安いところより受け取る金額が少なくなるということもありえます。せっかくなら、少しでもたくさんの利益があるほうがいいですよね。
預金の金利だけでなく為替手数料も考慮しなければならないというのは、国内の預金ではないことですが、国内の金融機関でも預金を引き出すときには手数料が必要になる場合がありますね。

引き出しの手数料が105円の金融機関と210円の金融機関なら、当然105円の金融機関を選択しませんか?
それと同じような感覚で、為替手数料を見て行けばいいでしょう。



通貨の種類 米ドル ユーロ 英ポンド 豪ドル NZドル スイスフラン など
預金の種類 外貨普通預金
外貨貯蓄預金
外貨定期預金


メリット リスク
金利が高い 手数料が高い
為替差益が見込める 為替差損の危険性あり
差益20万円以下は申告不要 流動性が悪い

●海外の代表的な市場金利

日本 0.06%
米国 0.42%
ユーロ 2.48%
豪ドル 5.57%
※05年11月末現在 英国銀行協会の3か月LIBORより


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