

外国債券の魅力は国内の債券に比べて利回りがいいこと。
債券とは、国や政府機関、自治体、企業などが発行する有価証券。
外国債券とは、そのうち発行者か通貨、発行場所のどれかが海外の債券であるもの。さらに円建てのもの、外貨建てのものに分かれます。
外国債券の魅力は国内の債券に比べて利回りがいいこと。外貨建てのMMFと比べても効率的な利回りが期待でき、売買のタイミングで売却益や為替差益も見込めます。
債券 | 国や政府機関、自治体、企業などが発行する有価証券。 |
外国債券 | 債券のうち発行者か通貨、発行場所のどれかが海外である。 さらに円建てのもの、外貨建てのものに分かれる。 |
■外国債券のメリットとリスク
メリット | リスク |
円建てと比べて利回りがいい | 発行体が破綻すると元本が戻ってこないことも |
満期まで持つと元本が戻ってくる | 価格変動リスク |
為替差益が狙える | 為替差損のおそれ |
また、価格変動リスクや、外貨建ての場合の為替リスクも発生する。
■運用のポイント
1.格付けをチェック
ムーディーズ、スタンダード&プアーズ(S&P)など格付け会社がランク信用度が低いとリスクは増すが、金利も高くなる。
2.発行量(金額)をチェック
発行量が少ないと変動リスクが増す。(売却が困難、価格変動が大きい)リスクと利益、為替。外国債券ではこのバランスの判断が問われます。
■外貨建て外国債券として日本国内で販売されている主なもの
アメリカドル建て債
ユーロ建て債
オーストラリアドル建て債
イギリスポンド建て債
海外の通貨で支払い&受け取り
外貨建て外国債券というのは、日本の通貨ではなく海外の通貨で元本を払い、利子や償還金を受け取るシステムです。満期になるまで一定の金利の支払いが保証されていますから、金利の変動による影響を受けないで利子を得ることができます。債権を途中で手放して利益を得ることが可能になる場合もありますが、途中で手放した場合は元本が保証されません。確実に利益を得たいのであれば、海外の国が発行する債券や信頼できる海外の会社が発行する債権に投資して、一定の利子を得ながら満期まで債権をもっているようにしましょう。
そうすれば、利益を上げながら元本も保証されるという安心性の高い外貨投資の方法となるのです。
外貨 建て外国債券に投資するときは、格付け機関が発表する格付けなどを参考にしてより信頼度の高いものを買うようにすれば、長期間保有していても確実に利益を得ることができます。
利息が保証されているというメリットを最大限に享受するのであれば、満期までの期限が長いものを選択するといいですね。

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